コスモエネルギーグループ

企業概要

コスモエネルギーグループは、エネルギーの供給機能を担うコスモ石油、販売機能を担うコスモ石油マーケティング、資源開発を担うコスモ石油開発の三つの会社を中核とするグループです。長年石油製品の精製や販売をメインに事業を行なってきたコスモ石油でしたが、時代を追うごとにサスティナビリティの重要度は向上。近年では石油事業で得た利益を活かして新たなエネルギービジネスを開発することで、持続可能なエネルギー活用に貢献しています。

ブランドステイトメント

編集部コメント

どんな時代でもコスモに関わる全ての人のココロまで満たす会社でありたいという想いが込められたブランドステイトメント。このコピーは、元々コスモ石油のガソリンスタンドの広告用に開発され、人と人とが直接関わるガソリンスタンドにおいて、お客様にとっての本当の価値はなんだろうという視点から生まれたものでした。しかし、このお客様に対する姿勢を表した言葉は広告の枠にとどまらず、今やグループ全体を代表するものに。その結果、人々の暮らしを密接に支えるエネルギーで、一人ひとりのココロまで寄り添いたいという想いが伝わるコピーになっています。

環境活動におけるコミュニケーションワード

編集部コメント

石油という有限な資源を取り扱うコスモエネルギーグループだからこそ、この言葉に強い責任感が生まれています。石油系燃料の低炭素化や再生エネルギーの普及拡大に取り組んでいたり、エネルギー効率に優れた石油製品の開発を行なっていたりと、実際の事業活動にきちんと落とし込まれているコピーです。

事業とMVV

資源開発事業

原油国と信頼関係を築き、人々に絶え間ないエネルギー供給を。

半世紀にわたって原油開発ビジネスを行なってきた実績による中東産油国との信頼関係を基盤として、人々の暮らしを支えるエネルギーを安定的に供給しています。また、持続可能な社会の実現に向かって、原油を最適な形で活用するための開発技術向上にも取り組んでいます。

供給事業

地球環境に配慮した石油精製で、人々の暮らしを支える。

輸入した原油を製油所で精製して、石油製品・石油化学製品の生産を行なっています。環境に対する負荷を最小限にするべく日々技術研究に取り組み、サステナビリティを意識しながら国内外に石油製品を供給しています。

販売事業

お客様に一番近い立場で、一人ひとりのココロに寄り添う。

エネルギーや石油製品を通じて、法人や個人のお客様の役に立つサービスを展開しています。スタンドの強みであるお客様との距離の近さを活かして、ココロに寄り添った給油やカーメンテナンス、車の売買、ロードサービス等、一貫したカーライフサポートを提供しています。

コスモ石油のCMでよく耳にしていた「ココロも満タンに」。上記でも解説している通り、この言葉は当初スタンドでの人と人との温かいやりとりを言語化したものでした。しかし、今ではお客様と直接関わる販売事業だけではなく、資源開発事業や供給事業も合わせた全社的に掲げられる言葉になっています。この「ココロも満タンに」という言葉をグループの軸にすることで、日頃お客様と直接関わることがない開発や供給の部門の社員にも、自分たちの仕事がお客様の暮らしを支えていることを意識するきっかけになっているように感じました。これこそ言葉を掲げることで社員の目指すべき道筋を示した理想的な事例だと思います。

コスモエネルギーホールディングス株式会社公式HP(https://ceh.cosmo-oil.co.jp/index.html)
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