企業概要
大阪に本社を置く中堅ゼネコンの三和建設株式会社。建物の設計・施工・開発などの建築事業を中心に、工場の生産設計コンサルや不動産の運用サポートなどにも裾野を広げ、お客様の幅広いニーズに応えています。受注が基本である建築業界は、「この分野なら三和建設にお願いしよう。」お客様にそう思ってもらえるような信頼関係が重要。そんな世界で生き残るために三和建設が選んだのは“ひとが主役”という考え方でした。社員やお客様にとっての価値とは一体何なのかを追求し、社会全体の発展にも貢献する姿勢を貫いています。
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経営理念
「つくるひとをつくる」
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編集部コメント
建物や会社など有形物から技術や信頼、価値といった無形物まで様々なものを人は作ります。「建物をつくる」ではなく「ひとをつくる」。人は建築だけにはとどまらない可能性を持っているという信念がこの経営理念から感じられます。三和建設が向き合おうとしている矛先が明確に示されているコピーです。
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Mission
お客さまにとって、"使える建物"(機能的、現場目線、シンプルなど)を提供する。
社会にとって、"有用な建物"(長持ち、環境にやさしい、合法的など)を提供する。
かかわる人々にとって、"かけがえのない存在"で"あり続ける"。 -
編集部コメント
3つのコピーには、会社が“誰”にとって“何”を行うのかをはっきりと示されています。人に向き合う三和建設の姿勢が表れていた経営理念。Missionも同様、ただ要望通りの建物を建てるのではなく、お客様や社会が建物を通じて手に入れたい価値は何なのか、建築の本質を考え続ける社風が感じられます。
事業とMVV
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建築事業
お客様の真の目的を叶える建物を建てる。
- お客様からの建築のオーダーには、成功させたい事業や新たに手に入れたい価値への想いが込められています。お客様に向き合い、その想いを汲み取った価値提案を行う事業です。
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リノベーション事業
「元の状態に戻す」リノベーションはしない。
- 建築事業同様、お客様が本当に達成したい目的を追求する姿勢は変わりません。リノベーションを行う際には、元の状態よりプラスαで新たな価値を提供することを心がけ、建物を通してお客様の求める未来へ共に進みます。
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ファシリティマネジメント事業
「建ててから」もお客様に向き合い続ける。
- 三和建設が主に取り扱う工場や商業施設といった比較的大きな建物は、竣工後のマネジメントの仕方によってはお客様の求める価値を損ねる可能性があります。そ
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生産エンジニアリング事業
建物がお客様の経営に直結するという責任を持つ。
- 食品工場にとって生産設備の設計は、今後の経営を左右する重要な舵取りとなり得ます。そのような大きな責任であることを感じながら、お客様の目的に沿った生産ラインの設計、生産設備機器の選定や設置工事を行い、最適な食品工場づくりを目指しています。
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公共インフラ整備および産業土木事業
人が安心して暮らせる街を作り続ける。
- 道路や水道管といった人々の生活基盤となる公共インフラの整備や、民間事業所の土木工事を担う事業です。人々が安心して生活できる街づくりを目指し、防災や減災のための工事だけでなく災害時の復旧・復興のためのネットワークの拡充も積極的に行っています。
三和建設株式会社公式HP(https://www.sgc-web.co.jp/)
※こちらのサイトは弊社の著作物ではございません。
編集者の一言
経営理念には社員への想い、Missionにはお客様や社会への想いがコピーに書かれていますが、どちらも人と向き合うことを大事にするという一貫した信念が表れていました。IoTやAIの発達によって、機械化できる仕事は全て機械に任されてしまう時代が迫ってきています。その中で重要となるのが、やはり機械では替えのきかない「人間力」だと思います。「この人が言うならやってみよう。」「この人が勧めるなら試しに買ってみよう。」と人への信頼をもとに最終的に行動することが今後増えていくのではないでしょうか。三和建設の、人のためを考えてサービスの価値を高めていく姿勢が一層価値あるものになっていくのだろうなと感じました。