企業概要
Global Mobility Service(以下、GMS)は、IoT×FinTechによる世界の社会解決を目的に、モビリティサービスの提供を行っている企業です。世界には、貧困層、低所得層の人々が約17億人存在しているといわれています。彼らのなかには、車さえあればタクシーや物流などの仕事で収入を得ることができる者がいるにも関わらず、リースやローン等のファイナンスサービスの審査に通らず、貧困の連鎖が起きてしまっている現状があります。GMSは「『真面目に働く人が正しく評価される仕組み』を創造する」ことをビジョンに掲げ、そのような状況を打破するために活動を続けているのです。
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VISION
「真面目に働く人が正しく評価される仕組み」を創造する
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編集部コメント
なぜこのようなサービスを提供するのか、なぜ現状を変えようとしているのか、そうしたGMSの核となる信念がつまったビジョンです。「正しく評価される仕組み」という部分には、貧困層、低所得層の人々の仕事に対する対価という意味だけではなく、GMSの社内で挑戦し続ける人々、社会で一生懸命働く人々も含まれているように思います。その意味で、「働く」ということの未来を見据え、より良き社会に向かっていく気概が感じられます。
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経営理念
モビリティサービスの提供を通じ、多くの人を幸せにする。
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編集部コメント
「モビリティサービス」「多くの人を幸せにする」という言葉のつなぎ方から、モビリティサービスが持つ可能性を感じられます。「幸せにする」という表現は、人々の所得を上げることの他にも、家族や子どもといった次の世代につなげていくことも含まれているのだと思います。今までのモビリティの価値や考え方を越えて、新しい領域に変革していくことを目指すGMSならではの経営理念だといえるでしょう。
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採用スローガン
あなたの挑戦が、世界の17億人を救う。
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編集部コメント
GMSが求める人物像は、「思いやり(尊敬)」「社会的な視点」「チャレンジ精神」「高い志」を持っていることです。挑戦し続ける先にある、相手を想う心を何よりも重要視していることが、この採用スローガンから伝わってきます。ビジョンを追い求めることは険しい道のりになりますが、だからこそこのスローガンに共感し前向きに行動できる人が、ビジョン達成に近づく一歩を築いてくれるのだと思います。
事業とMVV
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FinTechサービス
IoT×FinTechのチカラで、多くの人の雇用機会を創出する
- 「車の遠隔起動制御と位置情報特定を行う最先端IoTデバイスの「MCCS」と、モビリティサービスプラットフォームの「MSPF」を駆使し、車両状況をリアルタイムで管理、銀行等との決済システムと連携したサービスを展開しています。このサービスを導入することで、リースやローンの与信審査に通らなかった人も、オートファイナンスを利用することができます。
Global Mobility Service公式 HP(https://www.global-mobility-service.com/index.html)
※こちらのサイトは弊社の著作物ではございません。
編集者の一言
「車を利用することで、多くの人が職業を持ち収入を得ることができる」。その事実自体が、今回編集をさせていただくなかで衝撃でした。その現状を打破するために進化を続けるGMSさんは、現在インドネシア、カンボジア、そして日本にサービスを導入しているそうです。また、その取り組みが認められ、経済産業大臣賞を過去3回も受賞されているとのこと。その取り組みの基となっているのが、ビジョンに込められた「真面目に働く人が正しく評価される仕組み」を創りたいという想いだと知り、とても応援したくなりました。