企業概要
SmartHRは2013年に創業したSaaS企業です。SmartHRという会社名の通り、HRtechの走りとしてクラウド型人事労務ソフトSmartHRの提供を行なっています。この事業の背景には、社会の仕組みを変えていきたいという強い想いがあります。社会には、印鑑必須など形骸化した非合理な仕組みが多く存在しているためです。それらの課題をテクノロジーと創意工夫で解決することを目指し、ユーザーニーズを常にキャッチアップし続けているのがSmartHRの特長です。その姿勢が評価され、国内の労務管理クラウドのなかでシェアNo.1を誇っています。
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MISSION
社会の非合理を、ハックする。
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編集部コメント
「社会の慣例」や「社会のアナログな仕組み」ではなく、「社会の非合理」という表現をしている点がポイントです。今のIT技術があればもっと効率的にできるにも関わらず、従来のやり方を続けている社会の様子にSmartHRが課題意識を持っていることが伝わってきます。また「ハックする」という言葉を使うことで、エンジニアリングの力を信じていることが分かります。
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VALUE
・自律駆動
・早いほうがカッコイイ
・最善のプランCを見つける
・一語一句に手間ひまかける
・ワイルドサイドを歩こう
・人が欲しいと思うものをつくろう
・認識のズレを自ら埋めよう
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編集部コメント
7つのバリューは、SmartHRがどうしたら組織としてうまくいくかを考え、逆算してつくられたものだと代表の宮田さんは言います。そのため、常にアップデートしたバリューを掲げているのがSmartHRの特長です。なかでも「認識のズレを埋めよう」は2020年に新しく設定されたものです。抽象的な表現にしようとせず、「認識のズレ」という具体的な課題を表現することで、組織の中で実際に活きるバリューになるのだと思います。また「自律駆動」は「駆動」という表現を用いることによって、駆け出すほどワクワクしながら能動的に行動する様子が浮かんでくるようなバリューになっています。
事業とMVV
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SmartHR の企画・開発・運営・販売
人事・労務の領域における不合理をハックするために
- 主な事業は、クラウド型ソフトウェアSmartHRの企画・開発・運営・販売事業です。ミッションの「社会の非合理を、ハックする」に表れているように、社会の働く仕組みをITによってより効率的にする事業だということが分かります。またバリューの「人が欲しいと思うものをつくろう」という言葉の通り、常に市場やユーザーの課題を考え、サービスのアップデートに取り組んでいる点も特徴です。ユーザーニーズを考えた結果、勤怠管理や給与計算ソフトといった外部サービスとの連携も進めています。
SmartHR公式HP(https://smarthr.co.jp/)
※こちらのサイトは弊社の著作物ではございません。
編集者の一言
SmartHRさんのミッションの「社会の非合理をハックする」という言葉を知ったとき、確かにこんなの非合理だ!と感じる仕組みが社会にはたくさんあるなあと私も思いました。(電車の混み具合はアプリですぐ分かるのに、満員電車ってどうしてなくならないんだろう……など。)なのでバリューや事業へのこだわりを知ることで、SmartHRさんが見据える社会の姿にとても共感しました。社会で働く人々がもっと自分のやりたい仕事に注力できて、効率的に組織が動くようになったらと考えるととてもワクワクします。特に「人が欲しいと思うものをつくろう」というバリューが特に印象的で、なんのために事業を行っているのかを忘れてはいけないなと改めて思いました。成長と拡大を続けるSmartHRさんが、今後も社会の非合理にどのように向き合っていくのか、社会で働く一人として私も応援したいです。