企業概要
明治時代以前、兵庫県の南西部一帯は「播磨国(はりまのくに)」と呼ばれていました。中でもたつの市は、かつて播磨国の城下町として栄え、今もなお街中にその名残が見られます。そんな歴史や伝統が息づく街を拠点とする一般社団法人はりまのこ。はりまのこが行なう事業のテーマは「つなぐ」。ひと・まち・企業・地域をつなぐために、日本文化の体験イベントの開催や地域活性事業の支援、さらに保育事業を通して伝統的な文化を次の世代に継承する活動を行なっています。
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ミッション
「みんなのちょっと良い未来の、きっかけを創る」
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編集部コメント
日本文化を知ること、地域のひととつながること、まちが盛り上がること。人々の生活に大きな変化は起こらないかもしれないけど、今よりちょっとだけ充実した日々が送れるように。「ちょっと」を用いることで控えめな雰囲気ではあるものの、真摯な想いを持って活動を行なっていることが感じられるミッションです
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ビジョン
「新しい価値を生む共創プラットフォームへ」
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編集部コメント
ひと・まち・企業・地域をつなぐ、「プラットフォーム」の役割を担っているはりまのこ。「プラットフォーム」に「共創」という言葉を加えることで、はりまのこが事業を通してつないだ、ひとや地域と手を取り合って新しい価値を生み出そうという想いが強まっています。
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バリュー
「歴史を見つめ、文化を尊重する」
「地域ファーストで考える」
「“あきない”チャレンジを楽しむ」 -
編集部コメント
イベントや保育事業を通して日本文化の継承や、播磨のまちへの貢献を目指した地域活性支援を行なっている同社。実際の活動を行なう上での大切な想いが、「歴史を見つめ、文化を尊重する」と「地域ファースト」というバリューにきちんと落とし込まれています。
そして、「商い」と「飽きない」の二つの意味を込めている三つ目のバリュー。「商い」という言葉から、ただ日本文化を広めるだけの団体ではなく、事業を成長させて社会に必要とされる組織を目指す姿勢が伝わります。さらに「“飽きない”チャレンジを楽しむ」と言うことで、はりまのこのスタッフが主体的に楽しんで働くことを大切にしていることがわかります。
事業とMVV
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つなぐ事業
ひと・まち・企業・地域をつなぐ、環境づくりを。
- 伝統ある日本文化を味わうイベントや、地域活性化を目指す企業向けセミナーの開催、地元の旬の食材を使ったカフェの運営など、播磨のことを第一に考える姿勢で地域全体をつなぐ活動を行なっています。
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育む事業
はりまに受け継がれてきた、大切な心を育む。
- 社内にキッズスペースを設けて、子どもたちにはりまに受け継がれる作法や所作を伝えるイベントなどを行なっています。また、保育園運営を通して、子どもたちが地域の人々とのつながりを感じながらのびのびと育つ仕組み作りにも取り組んでいます。
一般社団法人はりまのこ公式HP(https://harimanoko.com/)
※こちらのサイトは弊社の著作物ではございません。
編集者の一言
はりまのこさんのミッション・ビジョン・バリューを拝見した時に、一番印象的だったのが「みんなのちょっと良い未来の、きっかけを創る」というコピー。「ちょっと良い未来」という控えめな言葉が、日本の心を大切にしているはりまのこさんらしさ溢れる言い方だなと感じました。日本文化の継承や播磨の地域活性化は、社会に大きな変革をもたらすことはないかもしれないけど、日本人が大切にしてきた心に触れたり、播磨ならではの魅力に気付くことで、日常の景色がいつもより彩って見えるようになると思います。ビジョナリーになりすぎていない分、はりまのこの等身大の雰囲気が見えるので、活動やMVVに共感しやすかったです。