企業概要
2011年創業、国内最大規模のクラウドファンディング「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」を運営する株式会社CAMPFIRE。クラウドファンディングとは、インターネットを介して群衆(クラウド)から少額ずつ資金調達(ファンディング)をすること。キャンプファイヤーは、“資金を調達したい人”と“支援したい人”をマッチングさせるサイトを運営しながら、目標資金達成に向けたサポートを行なっています。そして、プロジェクトジャンルの幅広さもキャンプファイヤーの特徴の一つです。ビジネス支援はもちろんアート、スポーツ、町おこしと、どんなアイデアも応援しようという心意気のもと、事業を展開しています。
-
ミッション
一人でも多く一円でも多く、
想いとお金がめぐる世界をつくる。 -
編集部コメント
「資金調達」と聞くと、金融機関からの融資やベンチャーキャピタルによる出資などのイメージが強いかもしれません。しかし、キャンプファイヤーは従来の手法とは異なり、気軽にプロジェクトを公示でき、自由に応援する形で資金を援助する仕組みとなっています。「プロジェクトを成功させたい」というオーナーの想いがページに、そして「プロジェクトが実現してほしい」という支援者の想いが金額に表れています。単純なお金のやりとりだけではなく、そんな双方の想いが見えるようなサイトになっているのは、このミッションがあるからこそだと思いました。
-
バリュー
小さな火を大事にしよう
-
編集部コメント
株式会社キャンプファイヤーは全部で10個のバリューを掲げています。この「小さな火を大事にしよう」はその中の一つです。「みんなで火を囲み、その火を大勢の手で大きくしていきたい。」社名に込められた強い想いが、会社の大切にしている価値観として社員に受け継がれていることがわかります。そして、プロジェクト掲載数が国内最大級という点でも、このバリューを軸に事業を拡大していることが伺えます。ミッションである「一人でも多く一円でも多く、想いとお金がめぐる世界をつくる」ための、行動指針としての役割も担っているバリューです。
事業とMVV
-
クラウドファンディング事業
一つでも多くの火が大きくなるように、
多種多様なサービスを展開。 - オーソドックスなクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」だけではなく、融資型・株式投資型・継続課金型・地域特化型など、様々な資金調達方法に対応。どんな小さな火も取りこぼさないという熱意が伝わる事業展開です。
株式会社CAMPFIRE公式HP(https://campfire.co.jp/)
※こちらのサイトは弊社の著作物ではございません。
編集者の一言
キャンプファイヤー創業からしばらく「クラウドファンディング」は日本では馴染みのない言葉でした。しかし2016年ごろ社長である家入氏が「小さな火を灯す。1人でも多く、1円でも多く。」と、業界水準15%〜20%であった手数料を5%でサイト運営することを決断。この決断がクラウドファンディングの認知拡大・利用者拡大に繋がったそうです。このエピソードから会社のトップ自ら率先して、上記のミッションやバリューを体現していたのだなと思いました。また、クラウドファンディングの認知拡大だけではなく、クラウドファンディングの形そのものも、個々人のニーズに合わせて多様化させてきた点もキャンプファイヤーの大きな功績だと思います。こうした取り組みのおかげで、一人でも多くの想いを形にできる世界が実現されつつあることを実感して、私自身ワクワクしてきました。