企業概要
オリオンビール株式会社は、1957年創業の言わずと知れた沖縄の老舗ビールメーカーです。創業のきっかけは、経済復興を目指して沖縄の産業を盛り上げるため。ビール製造にとどまらず、ゴルフクラブやホテル運営といった観光業にも裾野を広げ、沖縄の経済活性化に尽力しています。そんなオリオンビールのバリュー(会社が大切にしている価値観)は、沖縄方言を取り入れたかなりユニークなものになっています。事業内容やバリューにまで地元愛が感じられるオリオンビールを今回ご紹介します。
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Mission
人を、場を、世界を、笑顔に。
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編集部コメント
人、場、世界と、規模の大きさが大きくなっていることから、一人の笑顔がどんどん周りに伝わっていく情景が目に浮かびます。メイン事業のビールで人々に笑顔や楽しい気持ちを届けているのはもちろん、ホテル運営を通じて、人々を笑顔にさせる場も提供しているオリオンビール。事業との一貫性を感じるミッションになっています。
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CORE VALUES
a. なにくそやるぞ
b. 共存共栄
c. まくとぅそーけーなんくるないさー
d. いちゃりばちょーでー
e. チャンプルー文化
f. 報恩感謝 -
編集部コメント
沖縄方言で有名な「なんくるないさー」という言葉。実は「“まくとぅそーけー”なんくるないさー(“正しいことをしていれば”なんとかなるさ)」という言葉を省略したものなんです。楽観的に思われやすい沖縄県民の、実は真面目な一面を表した言葉といえます。また、「いちゃりばちょーでー(一度あったらみんな兄弟)」「チャンプルー文化(多種多様な文化が混ざり合った文化)」など、沖縄特有の価値観を会社のバリューを落とし込むことで、会社愛だけではなく、地元沖縄への愛も深まりそうです。
事業とMVV
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ビール製造事業
地ビールを通して、沖縄から笑顔に。
- 沖縄本島の名護市に唯一の生産工場を持ち、長年地元生産にこだわってきたオリオンビール。沖縄復興への強い想いが生産スタンスにも表れています。また大手ビールメーカー・アサヒビールと提携を結ぶことで、沖縄県外の人々にも自社ビールを通して笑顔を届けています。
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観光事業
観光を通して、お客様を、そして沖縄を、笑顔に。
- 「ホテルロイヤルオリオン」や「オリオン嵐山ゴルフ倶楽部」など、沖縄の各所で県外からの観光客をおもてなしする場を提供しているオリオングループ。沖縄の主要産業である観光業に大きく貢献しています。
オリオンビール株式会社公式HP(https://www.orionbeer.co.jp/)
※こちらのサイトは弊社の著作物ではございません。
編集者の一言
最近オリオンビールが発売している「WATTA 雪塩シークヮーサー」というチューハイを飲みました。シークヮーサーの酸っぱさと雪塩のしょっぱさが絶妙なバランスでごくごく飲んでしまいました。調べてみると、シークヮーサーも雪塩も共に沖縄産。オリオンビールの地元生産にこだわり続ける姿勢を実際に感じたのを覚えています。このような経験をきっかけに今回オリオンビールのMVVを調べさせていただいたのですが、沖縄を思う気持ちはバリューにしっかりと反映されていましたね。今後とも、オリオンビールのお酒を通して、沖縄を味わい続けさせてもらいたいなと思いました。